革の特徴について

個性を持った革たち
ひとつひとつの個性を大事に
Lampiではバッグひとつひとつの個性を大事にしたいという想いからバッグ作りを始めました。もともと生きているものすべて見た目でわかる違いからじっくり見て初めてわかるものまでありとあらゆるいろんな個性を持っています。
使用している革は天然のものなので個体や部位によってシワやたるみ、キズ、血管、毛穴などの痕跡といったそれぞれの特徴があります。それらがあることは本物である証でもあり、使用することでバッグにも個性が生まれ、ほかの誰ともかぶらないあなただけの魅力的な一品になります。
生まれつきの特徴
皮が加工されて”革”になっていきますが、生まれついて持っている特徴がヌメや素揚げといったナチュラルな仕上げの革ほど残ります。
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ホクロ
牛にも人間同様ホクロがあります。自然にできる個体差で、チャームポイントとして愛着を持っていただけることでしょう。
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イボ
ホクロと同じく天然のレザーの証です。
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ピンスポット
牛が生きてる間に付けた傷の跡です。一見爪でひっかいたように見えるものもありますが革の品質には問題ありません。
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生体時に出てきた特徴
育っていく中で出てくる特徴もあります。育った環境や気候の違いによってそれぞれの個性が生まれます。
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バラ傷①
牛が生きてる間に付けた傷の跡です。一見爪でひっかいたように見えるものもありますが革の品質には問題ありません。
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しわ
脇など動作をすることによってできるもともとあるしわです。
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血スジ
牛の血管の跡が表面に現れた状態です。血スジは一定ではなく一枚の革の中でも違いがあるところが天然のレザーの魅力です。
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肌荒れ
牛は生前草の上に座っている時間も多くあります。そのため草などに面している部分が肌荒れを起こすことがあります。
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シミ(生体時)
牛が生きている間に日光などの影響でできたシミの跡です。
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ソバカス(生体時)
シミと同様に牛が生きている間に日光などの影響でできたものの跡です。
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トラ①
首から肩にかけてのシワが筋状についたものです。
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トラ②
天然の革にしか見られないので、トラが入っているものは革の個性を十分に楽しんでいただけるものであると言えます。
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トラ③
またシワだと言っても亀裂などがあるわけではなく、むしろ型の革は他の部位より上部なのでしっかりした品質です
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革加工によって出てくる特徴
革をより魅力的に仕上げたいく中で現れてくる特徴もあります。均一な仕上げ方法を選択していないからこそ現れるものが多いです。
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色の揺らぎ①
革は雄雌、品種、個体、部位によって組織が均質ではないので、染料の浸透具合、発色具合にムラが生まれます。
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色の揺らぎ②
一枚の中にも違いが出るので、出来上がった製品のパーツごとに色味が異なるということもあります。
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色の揺らぎ③
天然のレザーである限り必ず出てくるもので、だからこそ2つとして同じものが無くなりそのものだけの表情を出してくれます。
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シボ①
表面にある凸凹状のシワのことです。革の中の繊維の密度によって違いがあり部位によっても大小さまざまな表情が出ます。
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シボ②
シボを見るのも個性の違いを楽しめる一つの要素です。
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カマ傷
剝皮のときに真皮層に付いてしまった刃物による傷跡です。
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スポット
革を染色するときに化学反応が起こることなどでできるシミです。
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染料の濃淡
革を鞣す工程でオイルや染料具合にムラが生じます。その際部位や条件の違いでオイルなどのシミができることがあります。
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バフ跡
革の表面をバフで加工するときにできた跡です。
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革の個性はチャームポイント
自然のものにはまったく同じものは存在しません。均一の美もすばらしいですが、このようなありとあらゆる個体差を知ると自然の壮大さやおもしろさも感じていただけるのではないでしょうか。
生きた証を隠すことなく表してそれを個性としさらにチャームポイントとして楽しむということを共感していただければ幸いです。
