アルテシュリンクについて

ナチュラルなシボを楽しみワックスがもたらすツヤとともに歩む『アルテシュリンク』

驚きの軽さと柔かな使い心地のシュリンクレザー

ディナオイルに続きLampiが選んだレザーはアルテシュリンク。ディナオイルと同じく国産レザーですがまた違う魅力を持っています。植物タンニン仕上げの吟スリシュリンクレザー(牛革)で最大の特徴はお持ちいただければすぐに必ず実感できるほどとにかく軽いことです。表面の細かな起毛の吟スリ加工は柔かさに合わせてとても優しい印象を与え、特殊ワックスの効果でお使い進むにつれて徐々にですが確実に表情を変えていき焦げ付きやツヤが生まれます。その変化はお使いいただく方それぞれで同じものは一つもない逸品ができあがります。革は重いし仰々しいからと敬遠していた方にぜひお使いいただきたいシリーズです!

Feature 01

個体差が決まるシュリンク

シュリンクとは『縮む』という意味で、革を鞣す工程で表面を収縮させて独特のシボを出して加工された革をシュリンクレザーと呼びます。型押しして仕上げた硬いものとは違い、アルテシュリンクは卓越した技術の職人によって手間と時間をかけて生み出されたことで、しっかりとした独特のハリがありながら自然な軽やかさとしなやかさが特徴的な革へと仕上がりました。そしてシボはキズが目立ちにくいという面もあり普段気兼ねなく持つときに一役を担っています。革は革本来の個体差だけでなく気温や水温、職人の調整によって出来上がりが大きく異なります。実際商品ページで比べていただくと個体差だけでなくその個体の中でも場所によって違う表情を見つけていただくことができるはずです。この点もLampiが個体販売という方法を選んだ一つです。

Feature 02

ワックスの効果

アルテシュリンクは革が作られる過程で特殊なワックスを使用しています。この効果で薄めの厚みに仕上げてある革でも自立するほどの独特のハリが生まれ、使いはじめのしなやかながらもスッとした形成を支えています。お使い進めていただくとだんだんとワックスが馴染んで革が柔らかくなっていき、多少の傷はついても気にならなくなっていきます。ワックスは気温に左右される特徴があります。寒いときには革が多少固く感じられ、暑い時や高温の車内に放置するなどすると柔らかくなり過ぎてしまうこともあるのでご注意ください。

Feature 03

エイジングで『ただ一つ』を育てる

アルテシュリンクの魅力を語るにはエイジング(経年変化)は欠かせません。お使いはじめは表面の起毛した吟スリの柔らかい表情ですが、染み込ませたワックスがお使い進めるにつれ革の表面に現れ、手で触れたり服などに擦れたりしていくと徐々にツヤをもたらします。またタンニンの影響でだんだんと色に濃さも出てきます。お使いはじめは服などに色移行することもありますがこれもツヤが出てくる頃には落ち着きます。なるべくウェットな環境下での使用は避け、色移行した際は洗濯で落とせます。
こするだけで焦げ付き(黒っぽい光沢)ができるほど驚くほどのエイジングを見せてくれるので、何度も何年も使って艶めきを愛でていきたい気持ちにしてくれるでしょう。